曲がり角の彼女 全レビュー

(放送当時にブログで書き込んだレビューをそのままコピーしてます。)
【第1話】
稲森いずみさん、中居君の彼女役で初めてドラマに出たときから注目していたのですけど作品に恵まれないというか運がないというかあまりヒットしてません。
今回の作品も今まで以上にはじけた演技でがんばっているのに残念ながら面白いとは思えませんでした。女性の方、向きなのかもしれません?

一つ気になったのはオープニングテーマのテロップで、「脚本 後藤法子」の次に「バイオリン 高島ちさ子?」と出ていた気がしたのですがどういうことでしょう?なぜ、脚本の次なんですか?どなたか教えてください。

評価 ☆
【第2話】
やはり好きにはなれないドラマです。稲森さんも好きですし、演技もいいと思います。でも、まったく面白いと思いません。女性には面白いドラマなんでしょうか?
女性の方ご意見下さい。

評価 ☆
【第3話】
稲森いずみさん素敵です。私は、篠原涼子さんか稲森いずみさんどちらかと言われれば、迷わず稲森さんを選びます。
でも、「曲がり角の彼女」か「アネゴ」どちらかと言われれば、「アネゴ」かな〜。稲森さんがんばってください。

評価 ☆
【第4話】
千春の仕事姿を見ながらうれしそうに微笑んでるお母さんの姿が印象的でした。けんかしながらも分かり合ってる親子なんですね。うらやまし〜。
他にもいろいろ事件のおきた回でした。元彼とは奥さん連れてるところで出会ってしまうし、あそこでよった青木さやかが変なこと言い出さないかひやひやしてました。
副社長とは釈さんの部屋で一夜をともにしてしまうし、しかも朝帰りした釈さんに見つかって起こられてしまうし。その釈さんは金子くんと少しだけいい感じになるし、でも最後は堀内(伊原剛志さん)を誘ってそれを奥さんに見つかってましたね。
ついでに言うと、青木さやかさんはついに68歳のおじいちゃんと 恋におちてしまいました。それにしても青きさやかは顔がおっきいですね。
今回はわりとよかったと思います。

評価 ☆☆
【第5話】
不倫の恋にさよならをした千春(稲森さん)は相手を忘れるようにバリバリ仕事をこなし、オーバーワークがたたって、風邪をこじらせてしまい仕事場で倒れてしまう。
その彼女を看病したのが副社長(要潤)で、そのときに寝言で堀内との不倫を知られてしまう。
この千春と副社長の恋の行方が気になるところです。

一方、ホテル住まいのエッセイスト一条杏子(川島なお美さん)の息子が、お母さんに甘えたいのを我慢している姿を見て、我慢する必要はないとアドバイスする。
でも一番そのアドバイスが必要なのが自分だと気づき 「もう我慢なんてしない!」 と、堀内さんの所に走り出した。そして、山岸えり子(青木さやかさん)は、68歳の恋人?に1億円もらえることになってしまっていた。
次週に続く
こちらもいまいち面白いと感じられなかった。

評価 ☆
【第6話】
堀内さん(伊原剛志さん)の演技素晴らしいです。喫茶店でのシーン奥さんを目の前にして、そこに突然恋人の千春(稲森いずみさん)が現れて、いろんな気持ちの入り混じった、複雑な表情を見事に表現していたと思います。
もちろん相手の稲森さんも同じく見事な演技だと思いました。
このようにこの「曲がり角の彼女」は役者さんの演技は素晴らしいものがあるのに見ていてのめりこめない。これは内容があまりよくないんでしょう。残念です。
それはそうとついに一条杏子(川島なお美さん)に堀内さんとの不倫を気づかれてしまいました。今回も小説に書かれてしまうのでしょうか。

評価 ☆
【第7話】
挿入歌の「明日、笑えるように / SunSetSwish」 いい曲ですね。
ドラマの重要なシーンで必ず流れて、全編コミカルタッチのこのドラマを締めてくれていると思います。
今回はお金がテーマでした。お金は大事かどうか?私は楽したりほしいものを買うための手段としてお金が大事だと思います。
お金を集めるために何かをするというのは明らかに目的を見失ってると思います。
それにしても 1億円で泣く人
1千万円であきらめる人
150万円で母を捨てようとする人
財布を落とす人
人それぞれですね。
あの千春がいつも書いている日記というか落書き帳というかあのノート全て見せてほしいですね。

評価 ☆☆
【第8話】
男女の友情は存在するか?がテーマだった今回。
千春(稲森いずみ)の気持ちを考えずにずるずると付き合いを続けようとする堀内(伊原剛志)さんを殴ってしまった副社長(要潤)。そして副社長はその後、千春に「不倫なんて最低だ!」 といって、彼女を怒らせたり、かと思えば突然キスをして、すぐさま「忘れて!」 なんて、こんな方法が使えるなら会社中の女性に使いたいもんです。
それはさておき副社長もかなり混乱しているんでしょうね。でも多分千春にはじめてあったときからこうなる予感はしていたんじゃないかな〜。以前5歳年上と付き合っていたのを聞いて、なんとなくそんな気がしました。
だからなおさらそうならないように冷たく当たっていたようなそんな気がします。
そして最後千春のほうから 「もう一回やり直し」 といわれてキスするシーンすごくかわいかったです。女性の方からあんなこと言われてみたいものです。他には、なつみ(釈由美子)と三宅(金子貴俊)くんもカップルになったみたいで、ハッピーエンドばっかりですね。
おっと、忘れていました。えり子(青木さやか)と幼なじみのシマケンこの2人は別れたんでした。結局男女の友情を誓った3組のカップルは全て失敗におわったのでした。
皆さんはどう思われますか?男女の友情は存在しますか?
私はシーソーのような関係だと思っています。
2人の愛情がつりあう瞬間も確かにあるかもしれないけれど それは非常に確率の低いことで、一度どちらかに傾き始めるとどんどん加速がついて、最後どちらかが着地してしまう。
そんな感じではないかと思っています。
皆さんのご意見聞かせてください。

評価 ☆☆
【第9話】
今回は自分の子供に関するテーマでした。
子供ができたかも?と勘違いした千春は妊娠検査薬を買って、確認しようとするのだが、それを社内で落としたり、父親に見られたりまったくドジなんです。
社内ではなつみ(釈由美子)が疑われ、付き合いかけてた修二(金子貴俊)くんにも誤解されてしまいひどいことを言われてしまいます。
お父さんは千春のことが心配なのが半分、孫の顔が見れてうれしいのが半分、といったところでしょうか。偶然、飲み屋で千春の恋人になりたての副社長に出会い千春と本気で付き合いたいと言われたので俄然期待してしまったことでしょう。
なんせ未来の社長婦人になるかも知れないわけですから。
でもその会社は今、他の会社に買収されかかっていたのです。
今回のクールの一つのキーワードですね『買収』。
それにしても人騒がせな今回の千春でした。

評価 ☆☆
【第10話】
今回一番感動したシーンえり子(青木さやか)さんの結婚式で、新郎の母と新婦の父がもめだしたときナイスなタイミングで千春が間に入り、二人の不満を聞きだすのでした。
父親の不満はとにかく娘に幸せになってもらいたいそれは新郎のこれから一生をかけてえり子さんを幸せにします。と言う一言で解決。
母親の不満はえり子が自分のことをいまだに「おばちゃん」といっていること。「いつまでおばちゃんって呼ぶつもりだ!」このセリフで涙でした。
なつみ(釈由美子)さんと修二(金子貴俊)くんのカップルもうまくいった事だし、いま幸せでないのは主人公の千春ただ一人。
田舎のお母さんに電話して、副社長との結婚の件がだめになったことを話している演技 すごくよかったです。
「アネゴ」の篠原涼子さんをこの時点で完璧に超えましたね。(私の中では)
明日はその「アネゴ」最終回。そして、来週は「曲がり角」の最終回。いったいこの2つの戦いどちらが勝つのか???

評価 ☆☆☆
【第11話:最終回】
どうしても「アネゴ」と比較してしまうのですが、アネゴの奈央子同様千春も今の職場を辞めてしまいましたね。
でも、奈央子は不倫がばれたせいで会社にいづらくなってやめたのに対し、千春は大手ホテルチェーンからヘッドハンティングされて自分の力を試すためにやめることにしたようで、2人の間には大きな差がありました。
しかも千春は会社を辞めると決めてから副社長に向こうで成功したら今度は俺が「引きぬき返してやる」と、告白とも取れる一言をもらいその後仕事場であるホテルのフロアーでキスして、抱き合っていました。
そういえば2人とも友達もしくは後輩の結婚式の司会をしてましたね。
こんなところも似ている千春と奈央子。
千春役の稲森いずみさん非常にがんばっていたと思います。脇を固める(はずの)俳優さんたちが少し弱かったように思うこのドラマで見事それをもカバーしていい作品に仕上げていました。ちなみに脇を固めていた俳優さんたちの一部。金子貴俊さん、青木さやかさん、石川亜沙美さん、三浦理恵子さん、 川島なおみさん、釈由美子さん、要潤さんどうですかこのキャスティング。 かなりの冒険だと思いませんか。
物語の方は特別涙を流すようなシーンはなかった最終回ですが、希望に満ちた旅立ちをする千春がすごく幸せそうで素直に「よかったね!」と言いたくなるすがすがしい終わり方でした。

評価 ☆☆☆

最後まで読んでくださってありがとうございます。このレビューを読んでランキングUPに協力してもいいと思われた方はこちらをクリックお願いします。→ TV Drama★Ranking(ランキングページに飛びます)

< 戻る |  DVD−BOX  | ドラマの森 TOPへ >

inserted by FC2 system